3月も終盤になり、ようやく春の訪れを感じるようになりました今日この頃。
私は大谷鉄工所 洲本事業所に入社し、NCターニング加工の仕事に関わり、15年目になりますが、
毎年この季節は元旦同様、新たな1年のスタートとして、身の引き締まる思いです。
そんな中、洲本事業所では3月15日から17日の3日間、測定器メーカー ミツトヨ様に、
年1回の検査用測定器の校正、メンテナンスをしていただきました。
(※撮影にはミツトヨ様の許可をいただいております)
ノギス、マイクロメーター、ダイヤルゲージ等、最終検査に用いる様々な測定器が対象となります。
ターニング加工、マシニング加工共に100分の1ミリ単位での仕事をしている私達にとって、
測定器の不具合は、製品の不具合流出事故に直結します。
各使用者による日頃のメンテナンスはもちろん、こうしてメーカー様による定期点検を受けることで、
安心して仕事をすることが出来ます。
私は現在、鉄道用車輪の加工をしていますが、軸孔仕上げの際、なくてはならない測定器がシリンダーゲージ。
ダイヤルゲージを取り付けることで、内径寸法を測定することが出来ます。
点検完了のシールが貼られ、検査用測定器として認められた測定器を使用し、
確かな品質でより良い製品をお客様にお届け出来るよう、これからも仕事に取り組んでいきたいと思います。
“洲本事業所 樋口”