大径重量品の加工を担うターニング加工機 TM2-20N

2017年7月10日

 メーカー  オーエム製作所
 型式  TM2-20N
 工作機械分類  ターニング加工機(CNC立旋盤)

大谷鉄工所 洲本事業所にて稼働しております、オーエム製作所製の

ターニング加工機TM2-20Nをご紹介します。

 

 洲本事業所で一番大きな加工テーブルサイズφ2,000mmをもち、最大加工径

(加工物の大きさ)はφ2,500mm、加工可能な最大高さも1,800mmまであるため

担当する加工物は、溝型車輪、鉄道車輪、鉄道用タイヤ、鉄塔用フランジ

パワーショベルのブラケットなど、TM2-20Nの特徴を活かした多様な

丸もののターニング加工を行っています。

さらに、加工物重量も15,000kgまで可能なため、この特徴を活かし、加工物の重量が

3トンを超える、歯車の歯切り前加工も行っています。

 

TM2-20Nは、品物に大きな径と高さがあり、さらに重量もある品物の

ターニング加工において、大いに力を発揮してくれています。

TM2-20N ターニング加工機 の機械性能
 加工テーブル直径
φ2,000 mm 
 最大旋削外径
φ2,500 mm 
 最大旋削高さ
1800 mm 
 最大加工品重量
15,000 kg 
 最大トルク
8,000 N・m 
 最大切削力 19,600 N 

 

ターニング加工機TM2-20Nは、加工物の固定を手動式の四ツ爪チャッキングで

行っています。

ターニング加工では、加工機のテーブルの中心に加工物を固定し、回転させることで

加工を行いますが、加工物の固定をする際、加工物の固定面(チャックが接触する面)が

未加工だと、固定面が安定していないことから、加工物の中心と回転するテーブルの

中心が一致しません。

これが一致しないと加工を行うことができないため、チャックの微調整が可能な

手動式が活きてきます。

加工物の固定に際しては加工物をテーブルに載せ、ダイヤルゲージをあてながら

テーブルを少しずつ回したり、ぐるりと回転させたりすることで、中心の確認と

固定の微調整を行い、テーブルと加工物の中心を合わせ加工前の芯出しを行います。

この芯出しは加工者の経験値がものをいう作業で、その熟練度で芯出しに要する時間は

大きく左右されます。

 

TM2-20Nは機械の剛性も高いため、いわゆる重切削という手法の加工も行っており

比較的荒めの加工時は加工テーブルの回転数をあげずに、刃物の切り込み量を

大きくすることで効率的に加工を行っています。

 

また、大谷鉄工所洲本事業所のTM2-20Nにはオプション機能の自動プログラムを

装備しています。

この自動プログラム機能があると、座標ポイントを入力し加工工具や加工条件を

指定すれば、ターニング加工に必要な加工プログラムが自動で作成されます。

この機能は加工物の形状変更時、臨機応変に対応することが可能となるため

作業効率が向上します。

 

大径重量品のターニング加工は、TM2-20Nをはじめ、多くのターニング加工機を

保有する大谷鉄工所へ是非ともお任せください。

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