大谷鉄工所では、製品の検査において、
一般的に使用されている測定器では検査が困難な箇所の加工仕上形状を確認するために、
アクリル板を削り出し、検査用ゲージを製作することがあります。
ゲージ製作は、以下のような流れで行っています。
①図面より、検査箇所を確認
②加工担当者・品質管理担当者などの関係者とともにゲージ形状の打ち合わせ
③CADでゲージ形状を作図
④CADデータよりNCプログラムを生成し、工作機械へ転送
⑤工作機械による削り出し
⑥形状確認の上、検査実施
製品を加工するために、加工プログラムの事前確認を行うことはもちろんですが、
加工後の形状に対してゲージを使った二重の確認を行うことにより、より柔軟で適切な検査を行うことができます。
お客様のご要望に応えるための知識・技術や、高品質な製品を提供するための設備体制が、
大谷鉄工所のものづくりを支えています。
“洲本事業所 K.H”