メーカー | オーエム製作所 |
型式 | Neo-16EX |
工作機械分類 | ターニング加工機(CNC立旋盤) |
ターニング加工機の大手メーカーであるオーエム製作所製のNeo-16EXを紹介いたします。
Neoシリーズは、10EXⅡ・16EX・20EX・28EX・30/40EX・40D/50DX・50/60DX・60/70DX・35SX等の
高い切削剛性が特徴の立旋盤です。
Neo-16EXの「16」という型式記号は、主にテーブル径から来ています。
これに従い、Neo-16EXの加工テーブルサイズはφ1600mmとなっています。
ターニング加工は、回転する加工テーブルの中心に設置されたワークに刃物を当てて、
切削加工を行う工作機械です。この加工構造により、製造されるワークは必然的に
丸物になります。具体的には、大谷鉄工所が製造しているワークは鉄道車輪や、その他
製造時に使用する熱間鍛造用のプレス金型などです。車輪は重量のある車体を支えながら
レールや地面と接する部分である為、耐摩耗性が求められる素材が多くなっています。
その為、金属素材自体に高い硬度があることが特徴です。
機 械 性 能 | |
加工テーブル直径 | φ1,600 mm |
最大旋削外径 | φ1,800 mm |
最大スイング | φ1,800 mm |
最大旋削高さ | 1,500 mm |
最大加工品重量物 | 8,000 kg |
最大トルク | 20,000 N・m |
最大切削力 | 25,000 N・m |
大谷鉄工所では、Neo-16EXを使って鉄道車輪の金型を切削加工しています。
普段加工しているワークのサイズは主にφ800mm~φ1,200mmが多く、テーブル
サイズがφ1,600mmあるこちらの大型のターニング加工機が最適です。一般的な
ターニング機械のテーブルサイズはφ1,000mm以下が多く、φ1,000mmを超えるワークを
加工可能な加工業は少ないことから、お客様からの問い合わせも多く頂いております。
サイズが大きく、高い硬度がある素材であっても、Neo-16EXが持つ高い切削能力により、
早く正確に加工することが可能です。
大谷鉄工所では、このテーブルサイズφ1,600mmのNeo-16EXだけでなく、その上の
サイズのφ2,000mmであるNeoー20EXの大型ターニングも保有しています。
φ1,000mmを超えるような大型の丸モノワークの旋盤加工は、大谷鉄工所にお任せください。